TOEIC900点を目標に日々勉強してるけど、点数が上がらなくなってきたなあ
という悩みをお持ちの方に、これだけやっておけばいいと言える1冊と対策を紹介します。
僕自身も900点、そして950点を取った時に、その1冊にほぼ特化してやっていました。
800点台で停滞している方はぜひ参考にしてみてください。
900点取るために必要な能力
TOEICで900点を取るためには以下のポイントを念頭に置いておきましょう。
- パート3・4・7の正答率を上げる
- パート2・5もそれなりに重要
- 得点テクニックよりも英語力を上げるのが近道
なぜこれらが重要か1つずつ解説します。
パート3・4・7の正答率を上げる
パート3・4・7が重要な理由は、問題数が多いからです。
パート3は39問、パート4は30問、パート7は54問あります。
(この記事の読者は知っているかと思いますが)
全部で200問の試験なので、全体の6割以上を占めることになります。
問題数から考えて、この3つをメインで対策するべきなのです。
しかし、多くの学習者は対策が楽で気軽にできる、パート1・2・5に時間をかけてしまっています。
900点は9割近い正答率が必要なわけですから、パート3・4・7から逃げるわけにはいきません。
すでに800点台の方は、学習時間の9割をパート3・4・7に充てましょう。
その他のパートは問題数も少なく、簡単なのでたまにやる程度でいいのです。
パート2・5もそれなりに重要
パート3・4・7を重点的に対策すべきだと言いましたが、パート2・5も重要です。
パート2は25問、パート5は30問あるので、決して軽視できないパートなのです。
といっても、パート3・4・7と比べると問題数が少なく、対策もしやすいです。
パート2・5で正答率が8割を下回っている場合は、対策すれば短期間でスコアアップできるのでやっておくべきです。
パート2・5が苦手じゃなければ、パート3・4・7をひたすら練習してください。
得点テクニックを上げるよりも英語力を上げるのが近道
すでに800点を取っている方は、高得点のコツを探さないでください。
時間の無駄になるだけなので。
800点から900点になる間では、英語の読解力・リスニング力がかなり上がります。
逆に言うと、英語力を大幅に底上げしないと900点は難しいです。
600点ぐらいならテクニックや慣れで取れたりするのですが、900点はそういうのが通じないレベルです。
英語力を上げるのが900点を取るには、最も確実で無駄がないです。
英語力を上げるというと難しそうですが、TOEICでは英語を<読む・聞く>時間を意識的に増やせば十分です。
900点を目指す方は得点力を上げることより、英語力そのものを上げるつもりで日々勉強しましょう。
おすすめ問題集「メガ模試」の特徴
800点台で停滞している方におすすめの問題集が「メガ模試」です。
メガ模試の特徴は以下の通りです。
- 問題数がとにかく多くコスパが圧倒的に良い
- 実際の試験と同じレベルの問題でたくさん練習できる
- 解説がない(回答の根拠に下線がある)
問題数がとにかく多く、コスパが圧倒的に良い
メガ模試は200問の模試を6回分、つまり全部で1200問収録しています。
他の模試は多いものでも1000問なので相当な問題数です。
そして値段は2600円ほどです。
これは問題数を考えると破格です。
例えば、公式問題集は400問で3000円以上です。
1模試(200問)あたり1500円以上になります。
それに対してメガ模試は1模試400円強です。
公式問題集が割高なのもありますが、1模試あたり1000円以下ならば安いというのが今の相場です。
それを踏まえると、メガ模試がいかに安いかがわかるでしょう。
安くて大量に問題があると、値段を気にせずどんどん解けるので、英語に触れる時間も増えることでしょう。
実際の試験と同じレベルの問題でたくさん練習できる
メガ模試はコスパがすごくいいわけですが、問題の質が低いわけではありません。
韓国のTOEIC第一人者と言える有名な講師が作成しているので、実際の試験に近い問題です。
通常、十分な問題数を確保するには何冊も参考書を買わなければいけません。
メガ模試であれば1200問もあるので、1冊で十分です。
1200問もの問題を2回ずつ解けば、おのずとスコアは上がります。
解説がない(回答の根拠に下線がある)
メガ模試の弱点なのが、問題の解説がないことです。
なので自分の答えがなぜ違ったかがわからないままになる可能性があります。
しかし、解説がないことはあまり問題にならないと思います。
メガ模試には文字による解説・説明はないですが、回答の根拠になる部分に下線が引かれているからです。
なので文章中のどこに答えのヒントがあるかが一目でわかります。
その下線を詳しく読んでいけば、たいていの問題は解決します。
むしろ余計な解説がないので、解説を読む時間が節約できます。
ただパート5だけは解説なしだと厳しいので、パート5が苦手な方は別の参考書で個別に対策した方がいいです。
メガ模試を使った学習法
メガ模試が900点を目指す方におすすめなのを確認しました。
つぎにメガ模試を使ってどのように学習していけばいいのかを解説します。
- 時間を計って解く
- 同じ問題を2回解く
- リスニングは復習時に1.2倍速で何度も聴く
上記の3つをメガ模試を使ってやれば、900点が取れます。
時間を計って解く
模試を解く際は、必ず時間を計って解いてください。
練習で時間を無制限にしていると、速く読む力が伸びません。
900点取れていない方のほとんどが最後まで解けていません。
逆に最後まで解けると900点取れる可能性が高いです。
900点を目指す方はリーディングのスピードアップは最優先です。
時間を計って6回分もの問題を解けば、かなり速読力が伸びるはずです。
苦しいところですが、頑張っていきましょう。
同じ問題を2回解く
問題はそれぞれ2回ずつ解くのがおすすめです。
なぜなら、1回目を解くときに気づかなかったことが2回目で気づくということが結構あるからです。
1回だけだとその参考書の内容を完全にものにしたことにはなりません。
メガ模試の単語や文をしっかり定着させるためにも2回ずつ解きましょう。
ここまで読むと、「2回とは言わず何度も同じ問題を解いた方がいいのじゃないか」と思う方もいるでしょう。
個人的には、TOEICの模試はすべて選択問題なので、2回も解けば答えを覚えてしまってあまり練習にならないと感じています。
何度も同じ文を聞いたり読んだりするのはいいですが、TOEICの問題練習には適していないと思います。
リスニングは1.2倍速で何度も聴く
同じ問題は2回ずつ解くべきだと言いましたが、2回解いた後もメガ模試は活用できます。
特に、リスニングパートの音声は何度も聴いて、すべて余裕で聞き取れるようにしておきましょう。
おすすめなのが、普段から音声を1.2倍速で聴いておくことです。
1.2倍速に慣れると、本番でのリスニングが楽になります。
TOEICを会場で受けたことがある方ならわかると思いますが、会場では音声が聞き取りずらいことが多いです。
本番は「間違えられない」というプレッシャーと聞き取りずらい音声でかなり動揺して、いつもより聞き取れないと思います。
そこで、普段から本番よりも速い音声を聞いておくことで、本番で余裕をもってリスニングが解けるようになります。
ちなみに音声の速度はabceedというアプリで簡単に変えられます。
abceedはTOEIC学習者には必須のアプリで、メガ模試の音声もアプリ内でダウンロードできます。
abceed: 映画やドラマ/TOEIC®/英検®で英語学習
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隙間時間ができたら、1.2倍速でリスニング音声を聴く。
これが900点への近道です。
まとめ
この記事をまとめると、TOEICで900点を取るにはパート3・4・7に特化してやるべきだということです。
そしてその練習にはメガ模試が適しています。
メガ模試で練習すれば、必ず900点は取れます。
大変だと思いますが、ぜひ900点を取って英語を強みにしていきましょう。
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